ビジョン
変化の激しい新しい時代を主体的に生きていくためには、未来を担う子どもや若者の育成がとても大切です。しかし、静岡の教育の現状には多くの課題があります。たとえば、教える教育から主体的に学ぶ教育への転換や共生社会の構築に向けたインクルーシブ教育システムの推進の遅れ、不登校や子どもの貧困問題の増加などがあげられます。
こうした中、本会は、「子どもの未来は、私たちの未来 子どもの未来は、静岡の未来」を合い言葉に、静岡の教育について多様な人々の絆を通して、諸課題の解決に主体的に取り組む市民団体として発足しました。退職校長や現職校長、教職員、保護者、地域住民、医師など様々な立場の会員が静岡が抱える教育課題に立ち向かい静岡の子どもたちの未来を拓こうとして活動をはじめました。
発足の思い
教育をど真ん中に据え、静岡の未来を自分事として問い直し、創造していく営みが本団体の主旨です。
それは、どこかの誰かがやってくれるものではなく、私たち市民一人ひとりが覚悟を持って立ち上がることで成し遂げられるものなのではないでしょうか。
本会の取り組みが、日本の新しい地域づくりとして全国の魁となることを願って本会を立ち上げました。
これからの展望
今の私たちの活動は、小さな豆粒です。会員も自由意思で集った性別・年齢・職業・立場など様々です。しかし、その主体性と多様性こそが私たちの最大の強みでもあります。私たちの目標は大きく、その達成には多くの時間と努力が必要です。高く厚い壁にぶつかることもあるでしょう。
それでも、多様な人々との絆を広め深めながら、皆様と共に未来に向けた新たな章を刻んでいきたいと願っております。
メッセージ
静岡市はこの活動を応援します!
市民ニーズが多様化・複雑化し、行政だけでは社会的課題に対してきめ細かく対応することが困難な状況にある中で、行政の支援が届かない分野で活動しているNPOなどの団体は、社会に欠かせない存在となっています。
本市では、このような行政の支援の行き届きにくい公益性の高い活動に取り組んでいる団体を対象として、ふるさと納税制度を利用した支援を行っています。
困りごとを抱える子どもたちを取り巻く環境は複雑化・多様化しています。
このプロジェクトは、教育に関する様々な相談をオンラインで行うものであり、本市が掲げる「たくましく しなやかな 子どもたち」の育成には欠かせない取り組みです。
静岡市は当プロジェクトを応援します。
皆様の暖かいご支援をよろしくお願いします。
活動
わたしたちの団体は、人々の絆を原動力として静岡市の教育に関わる様々な課題を主体的にとらえ、その解決に向けて市民・行政・学校が一体となって展開していく市民参加型の活動をめざしています。そのための事業として次の3つに取り組んでいます。
①相談事業(チャイルドサポート相談事業)
静岡市在住のすべての方を対象に教育についての悩み事や疑問について共に考える相談活動を行っています。
①個別相談、②グループ相談(テーマ別)、③インターネット相談の3つのタイプがあり、相談者のご要望により、各々の相談を行います。
主な相談対応者一覧はこちら
②課題解決事業
毎月、小テーマを設定し話題提供者を招いて、現状理解を深めると共にグループワークによる課題の掘り下げや解決策の検討、自己行動目標の設定などを行います。さらにテーマごとにプロジェクト事業チームを設け課題に対する調査研究を行い、実現可能な解決方法を実施していきます。
③理解啓発事業
より多くの方々との「きずな」を築くため学校や団体などの求めに応じて、研修会等で講演・演習などを行い、静岡市の教育現場や教育改革の必要性などについての理解を広めていきます。また、市民フォーラムを開催し、一般市民をはじめ行政や学識経験者などと意見交換を行い、市民一人一人の課題解決に向けた主体的な行動につなげていきます。
イベント
第2回市民フォーラム
「共に創ろう!子どもの未来」(開催済)
共生社会の構築や主体的学びの推進などのテーマについてパネリストが基調提案を行い、ゲストや参加者と共に現状認識を深めこれからのあり方について対話していきます。
※今年度の動画を添付いたしました
日時 | 2024年2月17日(土) |
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会場 | グランシップ会議ホール風 100名程度 |
参加費 | 無料 |
参加対象 | 年齢、性別、職種などは問いません。 |
お知らせ
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※ひょうじが くずれる ばあいが あります
※「ひらひらのひらがなめがね」のサービスを しようしています